ホテル・宿泊施設用語集

ホテル・宿泊施設でよく使われている専門用語を、五十音順でご紹介します。

あ行

  • アーリーチェックイン

    通常定めている宿泊手続きの開始時刻よりも早くチェックインすること。いったん休憩したい場合など非常に助かるサービス 通常15:00→アーリーチェックイン13:00など

  • アーリーチェックイン

    通常定めている宿泊手続きの開始時刻よりも早くチェックインすること。いったん休憩したい場合など非常に助かるサービス 通常15:00→アーリーチェックイン13:00など

  • アグリツーリズモ

    イタリアで人気の農家を改装した施設。宿泊しながら収穫などの自然体験ができる。

  • アゴダ(Agoda)

    アゴダはシンガポールを拠点としたAgoda Company Pte. Ltdが運営するオンライン宿泊予約ウェブサービス。ブッキングドットコムを運営しているブッキングホールディングスの傘下。Agoda Homesと言う民泊サービスも提供している。

  • アコモデーション

    提供するものを指す言葉で、ホテルが客に提供するサービスのことを指す。アコモとも略される。

  • アサイン

    泊まる方の客室を割り振ること。あるいはスタッフなどを割り振ること。

  • アテンド

    「接客業務」を意味し、宿泊する部屋の手配や荷物運び、お客様を部屋まで案内することなどに使います。「アテンドお願いします!」とか

  • アパートメントホテル

    長期滞在用の生活設備が整ったホテル。週単位、月単位での料金が設定されている。キッチンなどを備えてる部屋も多い。

  • アメニティ

    ホテル用語においては、客室をはじめとした様々な施設空間・設備・備品・サービスなどに関する快適さや心地よさという意味で使用される。アメニティグッズ。

  • アルベルゴ

    イタリア語でホテルの意だが、レストラン付きの宿泊施設、あるいは宿泊施設付きのレストランがアルベルゴと呼ばれる。

  • 行灯(あんどん)

    油を用いる行火具のひとつ。和室では今も雰囲気を残す照明がある。

  • 上がり湯

    強酸性やアルカリ性など刺激の強い温泉に入ったあとそのまま上がると肌が湯ただれを起こすことを予防するための真湯の浴槽。

  • 足元湧出

    浴槽や露天風呂の底から源泉がじかに湧きでいる状態。源泉掛け流しより新鮮な温泉が楽しめる。

  • 足湯

    足だけ浸かる温泉のこと。 服を脱がなくてもよい手軽さがある。 意外と全身が暖まる。温泉地の駅前など無料で利用できるものもある。

  • 泡風呂

    浴槽の底から気泡が出る風呂のこと。 マッサージ効果がある。

  • イン

    比較的低料金のカジュアルなタイプの宿。これを冠したホテルも多い。

  • インサイドルーム

    ホテルの内側に面している部屋、いいように言えば景色より静かな環境を望むお客様に提供される。料金設定も安め。

  • インスペクション

    部屋の清掃後に、清掃状況や備品のチェックなど、次に客室を使用することが可能か検査を行うこと。

  • インチャージ

    現場のその時間帯における責任者のこと。現場責任者、当直責任者を指します。

  • インバウンド

    海外からの客を受け入れることを指す。近年は海外からの訪日客が急増しており、ホテルなどでも受付時の会話や案内する資料などの翻訳など受け入れる際の対応力が求められるようになってきている。訪日客の増加の様をインバウンド需要と表現したりする。

  • 引湯

    自家源泉を持たず、旅館組合、自治体や源泉管理組合から温泉を引いていること。特に表面に打ち出すことはない。

  • 飲泉(所)

    温泉を飲むこと。胃腸病などに効果があるといわれている。 保健所の許可が必要。普通の温泉の湯は「飲めません」と書いてある。

  • 岩盤浴(岩石浴)

    温泉とは直接関係ないものもあるが、ブラックシリカなどの鉱物の上に寝そべって発汗作用を促す。サウナよりも負担が少なく、特に女性には美容によいとブームになっている。郊外のレジャー温泉に備わってるケースが多い。

  • 岩風呂

    大きな岩を組み合わせて造った浴槽。 露天風呂に多い。風情はある。

  • 犬丸徹三

    日本ホテル産業界の先駆者。大正8年より帝国ホテル(明治23年開業)を経営。

  • 板戸

    部屋を仕切る建具の一種で、框と桟の枠組みに板を張り付けたもの。一部にガラスや布、紙などを用いることも。

  • WEB販売

    旅行・ホテル予約サイトなど様々なウェブ媒体を経由した客室・サービス販売のこと。近年ではホテルの予約が出来る媒体が乱立しており、特に繁忙期は予約のタイミングによるオーバーブッキングが発生しないか注意が必要。

  • ウェイクアップコール

    宿泊客の希望する時間に客室に電話をかけ、起こしてくれるサービス。いわゆるモーニングコール。

  • ウォークイン

    ウォークイン(Walk-in)とは予約なしで訪れる飛び込みの宿泊希望者のこと。ゴーショー(Go show)とも呼ぶ。

  • 打たせ湯

    細い滝のように上から注ぎ、肩にあてるとマッサージ効果が得られる。心地よい。

  • ADR(エーディーアール)

    Avarage daily Rateの略語で一日あたりの平均客室単価のこと。300室のホテルで売上が300万円ならADRは10,000円。

  • Airbnb(エアビーアンドビー)

    オンラインの民泊予約サイト。空き部屋を貸したいオーナーと部屋に泊まりたい利用者を繋ぐサービス。ホスト手数料は低め。

  • FB

    FBとはFood&Beverage(飲食)の略語で、ホテルに付帯した飲食を提供する施設、あるいはそうしたスペースのこと。 food と beerの略の場合は飲食がビールになる

  • HR(エイチアール)

    ホテル業界においてはHurdle Rate(最低販売価格)を指す事が多い。あるいはHotel & restraunt(ホテル&レストラン)のことを言う事もある。

  • MICE

    MICEとはMeeting、Incentive、Convention、Exhibitionのそれぞれの頭文字を取った言葉で、研修や学会、展示会などのイベントをホテルで行うこと。またはその総称。

  • MOD

    MOD(Manager On Duty)とは他の部門の責任者クラスの人が代わりに務めること。夜勤が急に風邪などに罹って休みになった場合など。

  • エキストラベッド

    ツイン・ダブルの部屋に3人で宿泊するなど、ホテルの客室を定員以上で利用する場合、追加で用意するベッドのこと。折り畳みのソファーの場合もある。

  • エクスペディア

    エクスペディア(Expedia)はアメリカを拠点とする世界最大級のオンライン旅行予約サイト。グループ企業となっており、ホテルズドットコムやトリバゴなどもエクスペディア傘下の企業となっている。

  • 縁側

    日本建築特有の、建物の中と外をつなぐ中間的な板敷状のスペース。幅の広い縁側のことは広縁と呼ぶ。縁側の幅が約3尺(90cm)なのに対し、広縁は4尺(120cm)以上の幅のものをいう。

  • 塩素殺菌

    レジオネラ菌などの雑菌をろ過装置と塩素を併用して除菌し、温泉水を二次使用する。 本来の温泉成分を損なう場合がある。

  • OCC

    Occupancy Ratio(オキュパンシー・レシオ)の略語で、客室稼働率のこと。販売できた客室数 ÷ 客室総数 で計算。

  • OTA

    Online Travel Agentの略。インターネット上だけの手続きで予約などの契約ができるサービス。楽天トラベルやじゃらんなど。

  • OYO Rooms

    OYO Rooms(オヨルームズ)はインドのOravel Stays Private Limited社が運営するホテルを始めとする宿泊施設の予約サービス。2019年にソフトバンクと合弁会社であるOYO Hotels Japan合同会社を設立。

  • オーバーブッキング

    客室の数以上に予約を受けてしまうこと。予約は取れているのに部屋が満室で部屋が用意できなくなった困った状態。

  • オープン屋

    新規でオープンするホテルの開業準備に関わり、その業務を専門に行う業者・担当者のこと。

  • オフシーズン

    閑散期の意味で、予約が少ない時期のこと。客室の回転率を上げる事を目的に割引などサービスを行う事が多い。

  • オンシーズン

    予約が多い時期のこと。収益を上げる事を目的に客室料金の一時的な値上げなどを行う事が多い。

  • オンドル

    韓国や中国東北部にあるベッドのない床下暖房式のお部屋のこと。個々の部屋での温度調整はできないので暑いときは窓を開けたりして調整するしかない。

  • お化け

    予約していないにも関わらず、予約をしたと言ってホテルを訪れるお客様。勘弁してほしい。

  • お客様は王様

    Customers are always right." トーマス・クックの言葉。王様だから何をやってもいいという意味ではない。

  • お供え

    カップルや夫婦連れなど、男女の宿泊客のこと。

  • お泊り

    前日に仕入れた売れ残りの魚のこと。板前さんが使うことば。

  • 王様の気分

    コンシューマー・オリエンテッド(消費者志向)でホスピタリティの精神を心掛けるというホテル・サービスの神髄をさす。

  • 温泉分析表

    源泉の成分や効能などを保健所や承認を得た第三機関が記したもの。温泉法では浴室や脱衣所に必ず掲示することになっている。温泉の内容は変わることがあるので、古いものは信憑性に欠ける。 掲示していないところは、天然温泉かどうかあやしい。

  • 表方

    舞台・演劇用語からきたことば表方・裏方。ここでは接客・受付を行う部門やその場所などを表す。

か行

  • カバーチャージ

    レストランやナイトクラブなどで支払う席料。テーブル・チャージと呼ばれる場合もある。

  • カバナ

    リゾートホテルなどで部屋から廊下などを通らずに直接ビーチやプールに出られる客室。

  • カラン

    湯桶に注ぐための蛇口。 お湯と水がわかれてるのは減ってきてサーモスタット付き混合栓になり調節が容易になった。

  • 加水・加温

    湧き出る温泉の温度は源泉によって様々なため温度を調整する必要がある。人工的に水道水や井戸水を加えているのが“加水”、ボイラーや熱交換装置を利用して過熱するのが“加温”という。

  • 火灯窓(かとうまど)

    花頭窓とも。寺社・城郭建築などに見られる、上部をアーチ状につくった特殊な窓。装飾的な役割が強い。

  • 格付け制度

    施設・サービス等を基準に何段階かに区分し公表する制度。評価の主体は公的機関の場合と民間組織の場合がある。ヨーロッパでは星印による格付けが一般的である。

  • 掛け流し

    浴槽からオーバーフローしたものを二次使用(ろ過)せず捨てること。温泉のキャッチになる。

  • 鴨居

    引き戸・襖・障子などを立てるときに開口部の上部に取り付ける、溝のついた横木のこと。「かまい」、「かまえ」、「鴨柄」ともいう。

  • 乾式サウナ

    ガス・石油ボイラーや電気ヒーターで遠赤外線を利用して、低温や高温で発汗を促すサウナ。

  • 観光用ホテル

    短期観光滞在用のホテル。クラスや料金もいろいろある。

  • 間歇泉(かんけつせん)

    一定間隔を置いて繰り返し温泉が十数メートル吹き上げる現象をいう。全国でも他に4箇所ととてもめずらしい。

  • ガーデンビュー

    庭に面していて、客室やベランダから庭園が見える客室。

  • ガラディナー

    クリスマスイブや、大晦日のカウントダウンのイベントなどで行われる、特別メニューの夕食。東南アジアのホテルに多い。

  • キッカー

    大きな声で不満をわめき散らすような、不快な客、難しい客を指す。

  • キャンセル

    客が宿泊予約を取り消すこと。規約に沿わないキャンセルも多く、トラブルが絶えない。ホテル側としては予防策も必要。

  • キングスサイズベッド

    長さ200cm×幅200cm程度とほぼ正方形のダブル・ベッド。一番ゆったりしている。

  • 客室単価

    Average Daily Rate(平均客室単価)の事でADRと略して呼ばれることが多い。全客室の売上を販売した客室数で割った値のこと。

  • 休憩室

    温泉に入った人が休憩する部屋。和室やジュウタンの大部屋から有料の個室部屋まである。

  • 巾着袋

    アメニティなどをまとめて入れる袋のこと。ホテルによってあったり無かったりだがあると嬉しかったりする。

  • クローク

    お客様の荷物を預かる事、または預かった荷物を保管しておく部屋をさす。

  • 空港送迎サービス

    客を空港からホテルへ迎えたり、ホテルから空港まで送り届けるサービス。外部業者に委託していたり、ホテルスタッフが行っていたりと形態はさまざま。

  • 口コミ

    旅行予約サイトなどにある宿泊者の評価のこと。口コミはウェブ集客における重要な指標の一つとなっている。一方で口コミは良い評価以上に悪い評価に対してのインパクトが大きいケースがあるので注意したい。

  • 沓脱石(くつぬぎ)

    玄関や縁側などの上がり口に、履き物を脱ぐために設置した平らな石。室内から庭への出入りをしやすくする。空間に奥行きを与え、軒内を美しく見せる役割もある。

  • グリーター

    玄関にて客を出迎え、挨拶する人のこと。ホテルの第一印象となるので大切。

  • グロス(料金)

    客室料金、税金、その他諸経費が全て込みのこと。またはコミコミの料金のことを指す用語。

  • ケータリング

    宴会や会議、ウェディングの料理を、指定する場所に運んで、用意・提供する仕出しサービス。

  • ゲストハウス

    相部屋がメインの客室となる安宿。海外で普及し遅れて日本でも普及した。日本では使われることの多い用語だが、海外でホステルという名称が一般的。男女同部屋などもある。

  • 源泉

    温泉が湧きだしている場所またはそのもの。 自噴しているものと地下からポンブなどで揚げているものがある。

  • 源泉温度

    湧き出している直後の温泉を計測したもの。 実際には、気候などで温度は変化する。

  • 源泉掛け流し

    源泉から湧き出した温泉のみを浴槽に注ぐこと。 このことで温泉本来の成分や新鮮な温泉を楽しむことができる。

  • コーテシー

    優良客に対する特別なサービス。ホテルにおいてはエスコートや送迎の意味で使われる言葉。

  • コンシェルジュ

    タクシーの手配やチケットの予約、レストランの手配など、宿泊客のさまざまな要望をサポートする専門職。街の情報に詳しい。

  • コンドミニアム

    コンドミニアムとはキッチンなどを備えたマンションタイプの宿泊施設。マンションの一室をそのまま貸し出すイメージ。東南アジアなどで多いタイプの施設形式。

  • コンドミニアム・レント

    分譲マンションの一般貸し。一室単位料金の場合も多くグループで借りないと割高になる。

  • コンプリメンタリー

    部屋のミネラルウォーターのボトルや、送迎バスなど施設設備やサービスなどを無償でお客様に提供すること。コンプリメンタリー・ブレックファストは朝食無料のこと。

  • コンプレ

    お客様からのクレーム・苦情のこと。コンプレインの略語。

  • コンベンション

    英語で会議のことを意味する言葉。ホテルにおいても会議を行うためのホテル施設を指す。単価が高くホテルにとっては大きいイベント。

  • 混浴

    男女が同じ浴槽に入浴すること。 脱衣所が別で浴室が同じ場合や露天風呂だけ混浴の場合もある。

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さ行

  • サウナ

    温泉との相乗効果で発汗を促し、毛穴の汚れを押し出したり、肌の新陳代謝を活発にさせます。近年ブームになっている。

  • CRS

    顧客の情報を集めて管理するシステム。集計したデータを元に改善を図ることで顧客満足度を高めることが目的。

  • シティホテル

    都市の中心部または駅の付近にあるホテルのこと。定義はあいまい。

  • シャワー

    湯水をまんべんなく掛ける装置。ホース式と壁固定式がある

  • シルバー

    ナイフやフォーク、スプーンなどの総称。一般的にはカトラリーとも呼ばれる。

  • シングルユース

    2人部屋や3人部屋を一人で使用すること。

  • 湿式サウナ=蒸気サウナ

    室内に蒸気があふれ発汗を促すもの。乾式サウナほど高温ではないので、体への負担が少ない。

  • 主浴槽

    浴場にある一番大きなや象徴的な浴槽。

  • 宿泊客室稼働率

    どれだけ客室が利用されているか、空き部屋が無いかを測る指標の一つ。

  • 敷石

    通路・庭先・玄関などに、石を敷き並べ舗装したもの。間隔をあけて一つひとつ石を並べたものは、区別され「飛石」と呼ばれる。

  • GDS

    世界のホテル・飛行機やレンタカーなどの予約状況を確認でき、また発券も出来るシステムのこと。

  • ジャグジー

    バスタブの側面や底など数か所から気泡が吹き出る、マッサージ効果のある噴流式泡風呂。気持ちいい。部屋にあるとリッチな気分になれる。

  • じゃらん

    代表的な旅行予約ウェブサイトの一つ 2000年にサービス開始。雑誌のは1990年創刊なので歴史が長い。宿泊施設登録数2万9千軒(2019年)

  • 自家源泉

    温泉施設が自前の源泉を持っていること。

  • 自噴

    自然に地表に湧き出ている温泉。 お湯がボコボコしている様子。

  • 住宅宿泊事業法

    住宅宿泊事業法(民泊新法)は民泊について制定された法律で2017年6月に成立。安全面や騒音などの近隣トラブルなどに対してルールを定めている。

  • 循環湯

    浴槽にある温泉をろ過装置などをくぐって再び浴槽に戻って繰り返すもの。掛け流しの逆。

  • スキッパー

    宿泊料やレストラン代金などを、未払いのまま逃げてしまう人のこと。最悪。

  • ステイ

    ホテルの場合、滞在中の部屋、また連泊しているお客様のこと。

  • ステータス

    ホテルの予約状況を指す。

  • ストアルーム

    備品を置く場所のこと。またお客様から預かる荷物を置く場所を意味する場合もある。

  • ストレージ

    業務で使用する物品を保管しておく場所のこと。

  • 砂風呂

    温めた砂に体を埋めて温まる寝風呂のこと。一般的な入浴の3倍近い発汗作用があると言われており、デトックス効果も注目されている。

  • セーフティー・デポジット

    宿泊客の貴重品を預かる事。多くの宿泊施設は、各客室に室内金庫が備えられているか、フロントで貴重品を預かってくれる場所がある。

  • 泉質

    どんな成分がどのくらい含まれているのかを表記したもの。泉質を見ると温泉のだいたいの性格がわかる。

  • ゼネラルマネージャー(GM)

    ホテルの総支配人。最高責任者としてホテルの各部門の支配人を統括する立場にある。

  • 外湯

    外にある共同浴場のことを「外湯」と言う。(旅館の中にあるお風呂のことを「内湯」)

た行

  • ターンオーバー

    売上高や入れ替わりという意味を指す。その場面によって様々な使われ方があり、離職率を指す場合もある。

  • タヌキ

    夕食なしの素泊まり客のことを指す。カタカナの「タ」がゆうに見える事から、「たぬき」=「タ・ヌキ」。

  • WT(ダブル・ティー)

    ホテルの宿泊状況を表す用語のひとつで、空室待ち(キャンセル待ち)のこと。

  • ダイナミックプライシング

    客室価格を需給に応じて変化させるシステムプログラムのこと。エンターテイメント分野から飛行機のチケットまで幅広い業界で取り入れだしており、ホテル業界ではアパホテルが導入している。

  • ダブル

    ダブルルームを2人で利用することを言う。

  • ダブルブッキング

    予約が何らかの理由によって重複してしまうこと。ホテルだけでは無く交通機関の座席の二重予約の状況も指す。

  • ダブルルーム

    二人部屋のこと。ダブルベッドかキングサイズベッドが1台ある部屋のこと。

  • 男女入れ替え

    内装の異なった浴室を日替わりや時間で男女を入れ替えて両方楽しめるようにしたもの。

  • チャメ

    主に「子供」という意味。小学校高学年くらいまでのお子様のことは「Aチャメ」、そして幼稚園児のお子様を「Bチャメ」などと言う。チャイルドメニューの略。

  • 地球の歩き方

    バックパッカーから普通の旅行者まで、誰にでも役に立つ旅行用バイブル書。

  • 中級ホテル

    日本でいうビジネスホテル級。設備やクラスは様々で観光用ホテルより割安。

  • 直営方式

    ホテルの建物の所有者がそのままホテルを運営・経営するスタイルのこと。

  • テルメ

    イタリア語で「温泉浴場」の意味。

  • 手ぶらセット=レンタルセット

    手ぬぐいやバスタオルを貸し出してくれる。施設によっては館内着やボディソープ、シャンプーを貸し出すところがある。

  • 手仕舞い

    部屋の予約販売に際して、旅行会社等がホテル等から預かっている予約枠の売れ残り分をホテルに返すこと。これが済むと現場は他媒体の状況を気にせず空き部屋があり、飛び込みで客が来た場合等、現場の判断で宿泊客を受け入れる事が出来るようになる。

  • DDカード

    客室の外側ドアノブにかけて「部屋に入らないで下さい」ということを示すカード。Do not disturbの略。

  • デイユース

    宿泊ではなく、昼間の客室利用のこと。オフィスとして利用するプランを準備するホテルもある。

  • デポジット

    サービスや容器、レンタル物に対して保証を含めた預かり金。デポと略したりすることもある。

  • デュベ

    デュベとはフランス語で「羽毛布団」のこと。羽毛布団を使ったベッドメーキングを「 デュベスタイル」と言う。

  • トケ

    キャンセルのこと。取消(とりけし)の略とも言われている。いまでも繁忙期に空室待ちをする場合、旅行会社によってはキャンセル待ちを表す「キャン待ち」ではなく「トケ待ち」などを使用する場合も。

  • 床の間

    住宅建築における柱間装置のひとつ。床を一段高くして正面には掛け軸、床畳には香炉や花瓶などを飾る。床畳の前面に渡した横木を「床框(とこがまち)」、上部に取り付けた横木を「落し掛け」という。両側に、付書院と違棚を設けるのが正式。

  • 衝立

    部屋を仕切ったり、目隠しとして使う調度品。実用的な目的はもちろん、装飾のために置かれることも。絵画が描かれるほか、彫刻が施される場合も。

  • 湯治

    温泉地に長期間(一般的に一週間以上)滞在して、温泉療養すること。 「玉川温泉~湯治館 そよ風」のように看護師が駐在し、湯治相談・健康相談(要事前確認)が受けられる。

  • ドミトリー

    相部屋のこと。ホステル・ゲストハウスでは基本的な客室となる。基本的には男女別室であるが、混合ドミトリーも少なからず存在する。

  • ドレスコード

    レストランやパーティなどで使われる服装についての制限。

  • 泥パック=泥湯

    湯の華が浴槽の底に沈殿してできた泥状のもの。 顔などの体につけると美容によいと云われている。「湯本(チセヌプリ)温泉~国民宿舎 雪秩父」女性露天風呂にある。

  • 動力揚湯

    地下からモーターで汲み上げている温泉。 深いものでは千m~数百mところもある。

  • どんでん

    前の宴会が終わった後、続けてすぐに次の宴会の準備をすること。

な行

  • ナイト・ラッチ

    外側からは鍵で、内側からはノブを回すだけで開けられる形式の鍵。「ホテル錠」とも呼ばれている。

  • ナイトクリーナー

    夜間にホテル各所の清掃を行う人員のこと。

  • 中抜け

    勤務形態の内、チェックアウト業務が落ち着いてから、次のチェックイン業務が活発になる間の時間を休むことを指す。

  • にごり湯

    温泉成分が酸化したり、湯の華が多く、濁っている温泉。一般的に温泉成分の密度が高い。

  • 入湯税

    温泉に入浴する際に発生する地方税。自治体の条例により税額は様々である。

  • 値付け

    価格設定のこと。サービスの需給状況も含め適正価格を見極めて行うが、競合の動向や市況なども含め多種多様な指標が存在するため判断が非常に難しい。

  • ノーショー

    予約をしているお客様が現れないこと。

  • ノースティ

    お客様からの要望で、外部の問合わせに対してそのお客様が宿泊していないよう扱うこと。

  • ノベルティ

    記念品や謝礼品のことを指す。

  • 野天風呂

    自然の中にあり、あまり人の手が加えられていない露天風呂。「カムイワッカ湯の滝」や「川原毛地獄」、「吹上温泉~吹上露天の湯」などがある。

は行

  • ハイフロアアサイン

    ハイフロアはホテルの高層階という意味で、「ハイフロアアサイン」は高層の部屋を希望する場合に使う言葉。

  • ハウスキーピング

    ホテル客室の清掃、そして清掃後の点検や備品のチェックなどをすること。またその担当スタッフを指す。

  • ハウスユース

    深夜に帰宅できない場合の時など、自社社員などがホテルの客室を使用することを指す。

  • ハラル料理

    ハラル料理(ハラルフード)とはイスラム教において食べることが許可された料理のこと。インターネット環境の発達によって各自で調べていることが多いが、都内においても数少ないためムスリムの方向けに近場のお店を知って置くと丁寧な応対が可能になる。

  • ハリウッドツイン

    シングルベッド二台を横に密着して配置したスタイルのこと。

  • バウチャー

    バウチャー(voucher)は主に宿泊予約したことを証明する紙・領収書のこと。予約サイトなどで印刷出来るようになっていることが多い。基本的に無くてもフロントで受付を行なってくれるが、あるとスムーズに手続きが行える。ただし海外のホテルなどを利用する際にはトラブルになった場合に有効な証拠となるため、印刷しておいた方が良い。

  • バキューム

    吸引式の掃除機のこと。

  • バゲージ

    バゲージ(baggage)は英語で荷物のことを指す。空港などで受け取り荷物が出てこない状態のことをロストバゲージと呼ぶ。

  • ばっかり

    食事はよそで済ませてくる、宿泊だけの客のこと。

  • バミる

    場を見る→宿泊場所を決めるの意味から、予約を入れること。

  • バンケット

    宴会やブライダル・婚礼、大規模な会議。

  • パックス(PAX)

    パッセンジャーの略語で、宿泊客のこと。宿泊客を数える場合、2人=2PAXとなる。

  • パンク

    予備も含め完全に満室となった状態でオーバーブッキングが発生すること。対応ケースは様々だが近隣の同程度のホテルの手配やホテルまでの送迎費用の負担などを行うホテルも多い。もちろん最大限にお詫びをしなければならない事象。

  • パントリー

    ホテルのキッチンや食事会場の横に隣接した、食器やグラス類をサービス準備のため保管する部屋。

  • 日帰り入浴=立ち寄り湯

    宿泊はせず、その日のみ入浴すること。一日中出たり入ったりすることも含まれる。

  • 秘湯

    人里離れたところや容易にいけないところなどそういった環境にある温泉のこと。

  • 檜風呂

    文字通り檜できた浴槽。すべて檜で造られたものを総檜風呂と言われることもある。

  • B&B

    Bed and Breakfastの略語で、宿泊と朝食のみ提供する宿泊所を指す。

  • ビジネスホテル

    主にビジネスマンを対象としたホテルで、駅など交通の便が良い場所に多く立地している。客室は簡素な造りが多く宴会場等は兼ね備えないホテルがほとんど。

  • ビューバス

    見事な夜景などを望む事が出来るバスルームのこと。

  • ビル

    請求書のこと。インヴォイス(Invoice)やフォリオ(Folio)と呼ぶホテルもある。

  • ピロー

    枕のこと。硬さや大きさなど、お客様の好みに合わせるため、さまざまな種類を揃えているホテルもある。

  • フリッカー

    客室清掃員が清掃を終えた状態を指す。

  • ブッキング

    ブッキング(Booking)は英語で予約することを意味する言葉。

  • ブッキングドットコム

    ブッキングドットコムは1996年にアムステルダムで誕生し、現在では世界最大級にまで成長した旅行予約サイトおよび運営会社名。

  • プラス・プラス

    料金にサービス料や税金が含まれていることを指す。

  • プリレジ

    宿泊客の情報を記載した用紙、またはその状態のこと。スムーズにご案内するための方法のひとつ。

  • ベーカント

    英語vacant(空きの意)で清掃が終了した部屋のことを指す。空き部屋にして置くには勿体無いため、飛び込みの客などが来た場合など入れる事も多い。

  • ベストレート

    一番良い価格の意味で、ホテルへ直接予約連絡を入れた方に一番安い価格を提示すること。予約サイト経由では手数料が発生してしまうためホテル側としてもありがたい。

  • ベンダー

    外部の販売代理店のこと。予約システムなどを提供している会社や旅行代理店。

  • ベンダー・ルーム

    ホテル内で自動販売機を設置したコーナー。製氷機などを備えたところもある。部屋飲みにはありがたい。

  • ホステル

    ドミトリー(相部屋)を中心とした簡易宿泊所のこと。日本ではゲストハウスという呼び名が普及。

  • ホステルワールド

    ゲストハウス中心の旅行予約サイト。バックパッカーには御用達のサイト。日本の登録は少な目。

  • ホワイエ

    宴会や会議などの際に、休憩したり待機したりする場所。たまり場や団らん室の意味。

  • ボールルーム

    宴会場のこと。「ボールルームへようこそ」の影響かダンスホールをイメージする。